漏水・雨漏りの原因を知るには?
建物内部の「見える原因」と「見えない原因」がからみ合って発生する漏水・雨漏り。そのため、解決には適切な診断と最適な工事が必要です。このページでは、ティーテックがどのように建物を調査しているかについて詳しくご説明します。
建物状況に応じた段階別診断
漏水・雨漏りは建物内部の「見える原因」と「見えない原因」が複雑にからみ合って発生します。そのため、「雨が入っている箇所をふさげばOK」というシンプルな診断では不十分なことが多く、すぐに漏水・雨漏りが発生してしまうケースが多々あります。
こうした事態を防ぐためには、漏水・雨漏りが「いつ」「どこで」「何が原因で」起きたのか明確にする診断と、最適な下地処理と防水・漏水工事を行うことが重要です。
当社では、防水・漏水の専門家である防水施工技能士やコンクリート診断士、一級建築士が在籍。各分野の「プロ」が、建物の劣化度合や漏水・雨漏りの発生状況に応じて段階別に診断を行います。見逃しのない徹底した原因究明にご期待ください。
- 一次調査建物の状態を正確に把握
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まず、入居者様や管理会社様など関係者の方からお話を伺います。次に、設計図面や各資料を確認。実際の劣化状況を確認しながら、建物がどのような状況にあるか確認します。
実際の調査内容
- 建物の形状
- 建物の築年数
- 建物の用途・入居および利用状況
- 立地条件・周辺環境
- 設計図面・補修履歴などの記録
- 漏水・雨漏り発生時の状況(日時・天候など)
- 建物の劣化の有無・程度
- 二次調査建物内部を調査
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二次調査では、建物内部の状況を確認します。この際、足場などの特殊な設備は用いません。
実際の作業内容
- 可能な範囲でひび割れなどを調査
- 可能な範囲で構造部を確認
- 可能な範囲での打診
- 三次調査設備機器を使って内部を詳細に把握
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特殊な設備を用いたり建物を一部破壊したりして、建物の内部状況を本格的に確認します。
実際の作業内容
- 足場を設けて打診・計測
- 簡易破壊による内部状況の把握